2001年の10月、夜眠れない日が続いた。毎日3時間くらいしか眠れなくて、これはおかしいと感じて、駅に看板が出ていたNクリニックに行った。トレーニング機や、環境映像を流している映写室、リラクゼーションカプセルとか言うものが設置された部屋があって、「すげぇ」って思った。10時診療開始なので「早めに」と思って9時半ころ行ったら、もう待合室には人があふれていて、結局診てもらえたのは午後の1時半頃。他の患者さんに聞くと朝の7時くらいから並んでるんだそうだ。
で、5分くらい先生と話をして「鬱病だね、薬を出しとく。また来週きて。」と言われた。出された薬を見て大びっくり。持っていったバッグがいっぱいになるくらいの量。20種類くらい出されたんじゃないかな。覚えているのはトレドミンと、薬をのむとねむくなるからとリタリン、そして胃が荒れるからと胃の薬。
その日からその大量の薬をまじめにのみ続けた。そしたら頭はボンヤリするし、物忘れは激しくなるし、しまいには何か用があって立ち上がった瞬間になんで立ち上がったかわからなくなる始末。その頃のことは、実を言うとあまり記憶がない。家内に言わせると家に帰っても誰とも口をきかず、ボーっとしていてご飯食べて寝るだけだったらしい。
次に記憶があるのは2002年の春(それまでの記憶はとんじゃってる)。気がつくと65kgだった体重が85kgになっててびっくり。会社の上司も僕のことをおかしいと思ったらしくて、その年の4月の編成ですべての担当からはずされてしまった。
5月になって、家内が誰かからKクリニックのことを聞いてきて、「お父さん、Kクリニックでセカンドオピニオンを聞いてこようよ。」と言った。僕ももう苦しくてたまらなかったから家内の言うとおりKクリニックに行く事にした。
Kクリニックで先生に病状を話しNクリニックで出されていた薬のリストを見せると、先生は目を丸くして「こんなに薬をのまれては、手のつけようがないなあ。」と言った。で、いろいろ話しをしてそれからはK先生に診てもらうことになった。
2回目の受診の時「診断書を書くから、しばらく会社を休んだほうが良い。」と言われ、6月の中旬から一ヶ月休んだ。Kクリニックに変わったばかりの頃は、たぶんNクリニックで出されていた薬の禁断症状じゃないかと思うのだが、苦しくて仕方がなかったが、2〜3週間したら嘘のように頭がクリヤーになってきた。
それ以来、鬱になったり良くなったりを繰り返しているが、徐々に良くなっているという実感がある。
鬱病になる前の僕は、会社の帰りは健康のため一駅前で降りて4キロの道のりを歩いて帰り、毎週ジムに通い、土日も5時に起きて打ちっぱなしの早朝サービスに行くという、結構積極的な人間だったと思う。
鬱病になってから「頑張る」こととか「我慢する」ことができなくなってしまった。一年半続けていた禁煙もやめちゃったし、休みの日も何もしない。何もする気がしない。何かしなきゃっていう焦りはある。そこでまた悩む。
早くもとの自分に戻りたい。仕事もバリバリやりたい。
早く完全に治らないかなぁっていつも思っている今日この頃でありまーす。
2007年08月07日
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